不動産買取は査定価格が買取価格になるので複数の会社に見積もりの依頼がおすすめ

不動産買取は査定価格が買取価格になるので複数の会社に見積もりの依頼がおすすめ

不動産買取を使用して物件の処分を行う場合、事前の査定はできる限り複数の会社に頼むことが大切です。
不動産買取においては査定価格がそのまま買取価格になる例が多く、会社によっては市場価格よりも大幅に低い金額を提示されることがあります。
一社だけでは金額が低いと気づかなくても、複数社に査定を頼んでおけば平均的な金額や評価を知ることができるでしょう。
取引を有利に運ぶためにも、あらかじめ複数の不動産買取会社で査定をすることが重要になります。
スピーディな取引と現金化が不動産買取のメリットの一つですが、一方で周辺の相場が判らないまま取引を進めてしまったり、大幅に低い金額のまま納得したりといった例もありがちです。
周辺の相場はできるだけ詳しく調べ、物件をもっとも高く評価してくれる会社に任せることが基本です。
物件を見てもらった時に出された査定の金額は、どの会社と取引をするか選定する際にも重視するべきポイントとなります。

不動産買取の買取保証と即時買取を活用しよう

不動産買取には主に2つの方法があり、買取保証と即時買取に分かれます。
買取保証では一定期間だけ不動産を市場に出し、一般の買い手を探すことになるでしょう。
買い手が見つかった場合にはそのまま一般の不動産売却と同じように取引を進めることができますし、市場価格と同様の売却益を受け取ることも可能です。
物件を欲しがる人が出なかった場合には不動産買取業者が買い取りを行ないます。
長期間にわたりなかなか買い手が見つからずに困っているような物件は、不動産買取を利用することで処分することができるでしょう。
一方で即時買取は一般への公開などを行わず、業者に即時買い取ってもらう方法となっています。
市場価格よりも売却益が下がってしまうことになりますが、物件をすぐに現金化できるという点はメリットです。
どちらの方法を使用するかは物件の状態や売り主の都合によって変わります。
不動産買取を利用する際には、物件に合った方法を選ぶことが重要です。

著者:竹沢博行

筆者プロフィール
高齢のため家を処分したいが引っ越しは難しい、という両親に賃貸居住サービスを紹介しました。